総員玉砕せよ! (講談社文庫)

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発売元: 講談社
著者: 水木 しげる

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種類: 文庫
EAN: 9784061859937
ISBN: 4061859935
レーベル: 講談社
製造: 講談社
ページ数: 364
出版日: 1995-06-07
販売: 講談社
製作: 講談社

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評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 戦争経験者の描く貴重な漫画。
コメント: 水木しげるさんをTVで見て、左腕が無いことを知り調べたら、戦争で腕を失ったことが分かった。
「ゲゲゲの鬼太郎」があまりにも有名だが、戦記漫画を描いていることを知り、初めて読んでみた。
水木さん本人の軍隊生活がベースになっているようだが、体験している方が描いているだけにリアルだ。 描かれている軍隊生活は大変厳しいし、むごいシーンもややある。だが、必要以上に感傷的だったりはしていないし、主人公たちは、現代の若者と何ら変わらない、至って普通の感覚で生きているので、違和感なく読めたし、引きこまれた。

今までに戦記ものの漫画を読んだことはあったが、実際に経験したご本人の描かれた漫画は初めてだ。
迫力がまったく違う。息遣いやにおいまで伝わってきそうだ。

玉砕を命じられ、「祖国に向かって訣別の礼」という号令とともに、祖国の方向であろう右を向く時や、玉砕命令が出た後に生き延びていた士官達が自決を命じられ、遺族に自分たちの死がどのように伝えられるのかを、泣きながら上官に問うシーンは、胸が潰れそうになり、涙があふれた。
今の世の中では考えられないことが、当時は国をあげて、推し進められたのだと思うと、やりきれない想いでいっぱいになる。

あとがきで、水木さんは、戦後20年間ほどは、他人に同情出来なかったと書かれている。戦争で死んだ人間が一番かわいそうだから…と。
その通りもかもしれない。

「お国のため」と、誰にも看取られず、誰にも語られずに亡くなったたくさんの方々がいたということを、私たちは忘れてはいけないと改めて思った。

鬼太郎が、墓場からよみがえって、世直しをするのは、もしかしたら、戦時中亡くなった戦友のことを描いているのかもしれないなと思えた。
彼らが生きていたら、そうするだろうって。

とにかく、戦争を知らないたくさんの人に読んでほしい。
私も、水木さんの他の戦記物も読んでみようと思った。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: あの頃の戦場って…
コメント: 「敗走兵」と合わせて一気に読みました。 父が旧制工業中学を昭和18年末に卒業すると同時に、陸軍省の石油採掘や精製を行う部門に就職し、 戦況の悪化と共に父にも赤紙が来て、敗戦と同時に連合軍の捕虜になり、 南方のあちこちから日本へ帰る人達を一時的に集めるために、無人島のジャングル開墾をし、 父が帰国出来たのは翌年の日本が真夏の時だった、という話を、折々に聞いて育ちました。 南方は南方でも、水木さんが行かれたほうとは点と地ほどこんなにも違うことは、学校や本で知識として知っていましたが、 こうやってビジュアルとして見ると、頭を殴られたような衝撃で、 半ば放心状態で書いています。 今私に言えるのは、 「水木さんも父も、戦死せずに帰国してくれてありがとう」 この一言です。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 目を背けてはならない、愚かな戦争のコミックによる記録
コメント: 叔父の一人がニューギニアで戦死していると聞いているので、私は、このコミック本を
読むより先に、「地獄の戦場 ニューギニア戦記(間嶋満・光人社NF文庫)他、数冊の
ノンフィクションを読んでいる。実は、その文章によるものから想像する戦場のほうが、
はるかに生々しく、かなり辛い気持ちになり、読み進めるのも困難であった。

ところが水木しげる氏の筆にあってしまうと、少し遠い風景のように見せていただき、
ためらわずページを繰ることができた。

しかし、だからといって事実が軽く扱われているというわけではない。

著者もあとがきで90%は事実であるというように、その戦場の情景は、ほぼノンフィクション
なのである。

P屋(従軍慰安婦の小屋)に並ぶ兵隊・・・から始まる衝撃。意味のない侵略戦争で
玉砕しなければ(=生きて帰れば)恥だと叱咤されたり・・・。こんな間違った戦争を
日本は、したのである。

その戦場から生還して戻った著者に、この本を著す務めがあったことは明らかである。
そして、私たちは、この本を手にし、氏のメッセージを受け取らなければなければ
ならない。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 体験記
コメント: >水木氏が反戦漫画家 だと よく知ってますが、キタロウ と整合性合わなくない?日本軍、日本だと悪で。

戦争体験者の切実な思いでしょう。

頭でっかちの左翼と一緒にするのはお門違いだと思います。

評価: Average rating of 1/5Average rating of 1/5Average rating of 1/5Average rating of 1/5Average rating of 1/5
概要: 反戦 左翼 最終兵器
コメント: 水木氏が反戦漫画家 だと よく知ってますが、キタロウ と整合性合わなくない?日本軍、日本だと悪で。
誰もしたくてしたわけじゃないだろう。文句があるんなら、あの時代どうしたら生き残れたか教えてくれ。
あくまでも水木さんの視点なので。平和反戦のアリ地獄はまだ続くか

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