日本のいちばん長い日 [DVD]

日本のいちばん長い日 [DVD]
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発売元: 東宝
出演: 三船敏郎, 加山雄三, 黒沢年男, 小林桂樹, 宮口精二
監督: 岡本喜八

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ケースの縦横比: 2.35:1
種類: DVD
EAN: 4988104032812
形式: Black & White
レーベル: 東宝
製造: 東宝
ディスク枚数: 1
販売: 東宝
リージョン: 2
発売日: 2005-07-22
時間(分): 158
製作: 東宝

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評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 迫真の演技
コメント: 阿南陸相役の三船敏郎は当然だが畑中少佐役の黒沢年男や古賀少佐役の佐藤充も大汗をかいての熱演でした。当時はエアコンなんか無かったから終戦の詔勅の文書作成のための閣議もあんな密室で文官はスーツ、武官は暑そうな軍装で見ているほうが暑そうだ、たまらんなと思いました。個人的には畑中少佐や井田中佐の言い分にも一理あると思いましたね。「最後の一兵まで戦わずにここで戦いを止めてはこれまで死んでいった将兵を欺くことになる」というのはそうだろうな。

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概要: 戦争で亡くなった方たちへ胸を張れるような日本人に自分たちはなれたのでしょうか。
コメント: 時間とお金をたっぷりとかけた歴史的超大作です。岡本喜八監督の代表作です。キャスティングもベストです。登場する俳優は東宝オールキャストの豪華版で、一人一人が大俳優、名俳優ばかりです。黒沢映画に出演している人もほとんど出ています。橋本忍氏の脚本もすばらしい。

物語は大きく分けて前編後編に別れています。前編は連合国からのポツダム宣言から、それを受諾するまでの内閣と陸軍内での葛藤。後半はポツダム宣言受諾後、玉音放送をめぐる8月14から15日にかけての陸軍若手参謀たちの反乱です。一億総本土決戦と絶対にあきらめません。登場人物、関係者の全てが実名です。

陸軍大臣を演じる三船敏郎は、まるで本物の阿南陸相ようで、ものすごい迫力です。青年将校役を演じる黒沢年男も迫力ある熱血演技です。戦争続行に向け、泣いたり喚いたり、脅したり口説いたりと、最初から最後まであちこち駆け回り、純粋な軍人を演じ切っています。この役は、まさにこの時の黒沢年男にしか演じることができなかったでしょう。その相棒として中丸忠雄は冷静沈着に彼をサポートしています。鈴木貫太首相郎演じる笠智衆は、いつもひょうひょうとしていますが、閣議では阿南陸相の主張をさえぎり、自ら終戦の決定をする強い意志も見せます。ここはすばらしい名演です。これで日本のポツダム宣言受諾、つまり無条件降伏が決まりました。

若手将校を前に切腹にのぞむ阿南陸相は、この映画のクライマックスです。この先日本はどうなるかわからないが日本は大丈夫だ、君たち若い人たちが新しい日本を作っていきなさいと、世辞の言葉を残して切腹します。この言葉のように、戦争で亡くなった方たちへ胸を張れるような日本人に、今の自分たちはなれたのでしょうか。

最後に、DVD保存版としては切腹シーンのパッケージが不気味で、まるでホラー映画のようです。映画の中身を知らない人、特に若い人はこの絵だけで引いてしまいそうです。せっかくの歴史的超大作がパッケージで観てくれないのでは台無しです。ここは「日本のいちばん長い日」という題字だけでいいのではないでしょうか。この映画を末永く後世に残すものとしてパッケージの改版を望みます。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: ♪若い血潮の予科練の〜♪
コメント: ポツダム宣言受諾決定から玉音放送までの24時間
自分の為ではなく、日本という国のことを自分自身の頭で真剣に考え、悩み、そして、行動した男たちの物語です。
ポツダム宣言受諾決定を知らず、8月15日午前零時、ゼロ戦で飛び立つ特攻隊たちを、日の丸を振って送り出す地元住民たちの♪若鷲の歌♪が耳に残ります。

若い血潮の予科練の
七つ釦(ぼたん)は桜に錨
今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃ
でかい希望の雲が湧く

命惜しまぬ予科練の
意気の翼は勝利の翼
見事轟沈した敵艦を
母へ写真で送りたい
    (作詞 西条八十)


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概要: 『ヒトラー最期の12日間』と比較すると興味深い
コメント: この映画は何度も観ている。
実際のできごとを題材にした映画は、事実を淡々と描写すれば、
くりかえし観るに値する作品になるといういい例だからだ。
先日『ヒトラー最期の12日間』を観た。
おなじ最後の日をあつかっていながら、その内容のちがいにおどろいた。
『ヒトラー最期の12日間』は、ひたすら頽廃と絶望を描いている。
『日本のいちばん長い日』は、ひたすら敗戦までの手続きを描いている。
これは『ヒトラー最期の12日間』を観て、はじめて気がついたことだ。
原作がそうだからと言えばそれまでだが、このちがいは興味深い。
観るたびに想像をあそばせることのできる映画が好きである。
後年、おなじ原作で8月15日を描いた『歴史の涙』というTBSのテレビドラマは
駄作だった。何人も女優がでてきて、泣いたりわめいたりするからだ。
こういう作品には、想像をあそばせる余地はない。

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概要: 終わらせることの難しさ
コメント:  8月15日に玉音放送が流れるまでの24時間を追った、緊張感みなぎる傑作。監督・岡本喜八、脚本・橋本忍。そして男汁だくだくだの豪華俳優陣――長尺でも安定感が段違いだ。

 当時首相の鈴木貫太郎(笠智衆)、本土徹底抗戦を訴える陸軍大臣阿南(三船敏郎)、そして国体護持のためにクーデターを画策する青年将校(黒沢年男)、そして昭和天皇――それぞれがそれぞれの立場で国を想い過ぎるがゆえに、意見は平行線を辿り続け、その間にも下界では被害が苛烈さを増してゆく……。

 特に強烈なインパクトを残すのが、ひたすら肩周りにびっしりと汗を染み込ませながら皇居周辺を行き来する青年将校たち。彼らの国を想う気持ちは純粋そのものなんだろうけど、純粋過ぎるゆえにその近視眼っぷりは見るに堪えない。天皇を守ることが任務の近衛兵たちが、玉音放送を阻止するために、宮内庁に銃を向けるのだ――とんでもない妄執だ。結局彼らにとって天皇は絶対であり、絶対ではなかった。よく、戦況が悪化しないうちにどうして戦争を終わらせなかったのか、という声は多い。自分もそう思う。けれども、時の為政者たちは終わらせることの難しさを誰もが知っていた。そして事実、終わらせることはとんでもなく難しかった。これを見るとそう思わざるを得ない。玉音放送によって戦争がすんなり終わったと勘違いしていた自分のような人間に、是非見て欲しい激動の昭和史。

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   昭和20年8月6日と9日に原爆投下、8日にはソ連参戦と、追い詰められた日本はついにポツダム宣言の受諾を決定した。しかし、あくまでも徹底抗戦を叫ぶ一部の軍人たちは、8月15日正午に流される玉音放送を阻止すべくクーデターを計画。かくして終戦までの24時間、日本のいちばん長い日の幕が開ける!大宅壮一のノンフィクションを原作に、戦中派のシネマアルチザン岡本喜八監督が腹をくくった骨太の演出で迫る東宝戦記大作「8・15シリーズ」の第1作。あえて民間人を登場させず、お偉方たちの右往左往を描くことで、戦争の愚かさ滑稽さを濃密に醸し出される驚異。三船敏郎をはじめとするオールスター・キャストの熱演、誇り高きスタッフワークに支えられながら繰り広げられる2時間半余の上映時間、そしてラストでは岡本監督が真に訴えたかったテーマが荘厳に奏でられていく。もはや戦争映画の枠など優に越し、日本映画の底力をとことん見せつける傑作中の傑作である。(増當竜也)



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