天国と地獄<普及版> [DVD]

天国と地獄<普及版> [DVD]
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おすすめ平均: Average rating of 4.5/5Average rating of 4.5/5Average rating of 4.5/5Average rating of 4.5/5Average rating of 4.5/5

発売元: 東宝
出演: 三船敏郎;山崎努;香川京子;仲代達矢;木村功;三橋達也
監督: 黒澤明

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ケースの縦横比: 2.35:1
種類: DVD
EAN: 4988104044808
形式: Black & White
レーベル: 東宝
製造: 東宝
ディスク枚数: 1
販売: 東宝
リージョン: 2
発売日: 2007-12-07
時間(分): 143
製作: 東宝

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評価: Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5
概要: あえてネガティブな意見も
コメント: 確かに同レベルの作品がごろごろあると思いませんし、良い作品だとは思いますけど、不満もあります。
サスペンスの部分や犯人を追い詰める捜査の過程と会社内のパワーバランスを巡る攻防はすばらしいですが、山崎努の犯行の動機がなんとも薄く、単にいい生活をしている人間へ妬みからということのみだと弱くないですか?
その割には強がりながらも死刑の執行についてなかなか腹が据わらない様子を描いています。
ここは全く同情の余地も無いくらいに逝っちゃった人として描くかまたはやむを得ず犯行をせざるを得なかったという事にして思いっきり同情したくなるように描くかどちらかにしてほしかった。
対する三船敏郎も情を取って自分は無一文になっても鉄の意思を貫く正義漢として描かれていますが、犯人に対する距離が縮まることはありません。
三船対山崎の対比を描くことでもっと深みを増した作品になったと思います。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 鬼才にかかると推理ドラマもこうなる!スリルとサスペンスの内に織り込まれる重厚なドラマ。日本映画も捨てたもんじゃない
コメント:  時代劇で鬼作を連発する巨匠が、現代推理ドラマを撮ったらどうなるか……。ま、答えはやはり天才はなにを撮ってもすごいと言う当たり前の答えなんですがね。
 身の代金目的の誘拐という緊張感の中、犯人と刑事とが火花を散らす、文字通り手に汗握るストーリー。
 自身の破滅をも覚悟して人質の命を救おうとする主人公の、苦悩とヒューマニズム。
 一番の名シーンは身の代金を出すと決めた時。頭をこすりつけて感謝する運転手に「よせ」と怒り出すシーンだろう。あれは運転手を怒っているのではなく、運命の悪戯と、ヒューマニズムに抗しきれず、金を出してしまう己の弱さに対する怒りであり、それがまた主人公のヒューマニズムを重厚にしている。
 上っぺらな命尊重主義などではない、リアリティがここにある。
 唯一尻切れトンボ風の終わり方が気に入らなかったが、誘拐事件の頻発へのメッセージの為に、本来あったシーンをカットして敢えてああなったと知り、またまた感心。
 とにかく滅茶滅茶に面白い推理ドラマであり、ヒューマニズムドラマ。
 推理ファンもそうでない人も、見なきゃ損。

評価: Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
概要: 緊迫感が溢れる作品
コメント:
誘拐事件をテーマにした作品だ。たださすが黒澤監督だけあって、単なるサスペンスものではない。主人公のおかれた設定がこの作品の面白さ・緊迫感を高めている。

三船敏郎が演じる主人公は靴メーカーの重役で、全財産を投じて会社の株式を購入して経営権を握ろうと画策しており、逆に失敗した場合には会社を追い出されるはめになるため、人生の瀬戸際に立たされている。そんな折に彼の子供と間違われて運転手の息子が誘拐され、その身代金を払うように犯人から要求されることになる。身代金を支払えば自分の社会的な地位を失う状況に直面した主人公の葛藤がこの作品の見せ場の一つである。

その後は犯人と警察との駆け引きになるが、新幹線の中での緊迫したシーンやその後の心理戦がスピーディに展開され、サスペンスとしても一級品の作品だ。

ただ、最後のシーンに関しては当時は新しい犯罪者像として話題を呼んだようだが、現在ではやや奇異というかしっくりしない感じを持つ人が多いのではないかと思う。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 映画としての面白さ
コメント: 日本映画に初めてスリルとサスペンスを持ち込んだ稀有な作品です。カメラの位置から写る家を邪魔なので壊したという逸話が残っているぐらいですから。何度観ても観る度に発見があるそんな作品です。山崎努は勿論の事、秘書役の三橋達也もいい味だしてますし、仲代も三船の演技を食うぐらいの存在感があります。映画館の大画面でリマスターされたものを観てみたいもんです。へたな最近の邦画より大ヒット間違いなしなのに。最近、リメイクされた作品は黒澤監督に失礼です。許可した息子さんのセンスの無さと東宝の商業主義に呆れています。
黒澤監督、こんな凄い映画を有難うございます。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: サスペンスドラマとして、人間ドラマとして
コメント: この映画の原作は、エド・マクベインの「King's Ransom」だという。原作は読んでいないので、どれほどの物語か想像し得ないが、この映画は原作を超えてしまっているのではないか。サスペンスドラマとしての古典であり、人間ドラマとしての古典である。この映画を、「七人の侍」と共に黒沢映画の最高傑作として挙げる人々が多いのも頷けるような気がする。綿密に練られたシナリオ、ほとんど隙のない演出、そして三船敏郎と仲代達矢を筆頭にした俳優陣が見せる迫真の演技、どれをとっても第一級の映画である。この映画は、警察官の教育実習にも見せる映画だと聞いた。時代は古いが、それだけリアリズムの高い映画だということなのだろう。

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