羅生門 [DVD]

羅生門 [DVD]
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発売元: 角川エンタテインメント
出演: 三船敏郎, 京マチ子, 志村喬, 森雅之, 千秋実
監督: 黒澤明

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ケースの縦横比: 1.33:1
種類: DVD
EAN: 4988111285195
形式: Black & White
レーベル: 角川エンタテインメント
製造: 角川エンタテインメント
ディスク枚数: 1
ピクチャーフォーマット: Academy Ratio
販売: 角川エンタテインメント
リージョン: 2
発売日: 2008-05-23
時間(分): 88
製作: 角川エンタテインメント

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評価: Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
概要: 人間の本性をえぐった作品
コメント: 黒澤明監督を世界の黒澤として知らしめたきっかけの作品。
1950年のヴェネツィア国際映画祭でグランプリを受賞した作品だ。当時の国内での評価は低かったそうだから、良くも悪くも国内と海外(たぶん欧米基準)では文化的な面での隔たりがあったのでしょうね。

国際的な評価を信じるか、国内の評価を信じるかは、観賞してからの判断です。

タイトルかわかるように原作は芥川龍之介の羅生門よりも、短編の藪の中という作品の内容を映画化したそうです。
ひとつの出来事なのに、関係者の証言はてんでばらばらで、第三者の目撃証言によると、それぞれが見苦しい振る舞いをしていたということだ。

つまり人間の立場や視点、希望などにより、まったく違う事実を語るという本性を鋭くえぐりだしている作品です。

最近は派手な映画ばかり取り沙汰されていますけど、邦画も洋画ももうすこし作品の本質的な部分で評価されるといいですね。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: いざなったのは、...湊かなえ。
コメント: 湊かなえの『告白』を読んでからというもの、どうにも この『羅生門』のことが気になって、
購入してしまいました。

一人の人間(男)が殺害されたという事実は、はっきりしているのです。
この男が何故「死」んだのか、どうやって殺害されたのか、この物語が...いくつもでてくるのです。
襲った盗賊の話、殺された男の話、その妻の話、そして目撃者の話...、と。

人は、自分の都合の良いように物語を創ってしまう、事実の中に巧みな「嘘」を埋め込んで。

殺害という「目に見えた事実」が起こるまでには、
...こういう場面があってほしい、その場面で関係した人間はこのように動いて、自分はこのように
考えて、こう動きたい(...たかった)という自分の感情を満足させる 巧みな「嘘」。 
名優たちは、この巧みな「嘘」を見事に表現しきっています。

もしかしたら、...
私もまた、私の事実の中で、名優なのかもしれません...お〜ぉ、こわい、こわい。


評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 矛盾だからこそ
コメント: 矛盾が成り立つという程の矛盾があろうか
目撃者

盗賊
イタコ(夫)
全てが己が為に吐き出した嘘は、ある意味での真実なのかもしれない

徹底的に人間を突き放した物語の後にあるのは、晴れ渡った空と赤ん坊。
人は醜い。だからこそ美しい。

全ては矛盾である


評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 人間て…
コメント: 何たる衝撃、何たる人間描写。ここまで人間の内面を描いた作品は他にありません
ある事件について三人三色の証言をする
誰も憎んじゃいない盗賊
妻を憎む夫
夫と盗賊を憎む妻
三人が自分の見栄のため、尊厳のために嘘をつく
そして真実を知る者…
少ないキャストで、こんなに素晴らしい映画が製作できるとは神業です
真相はまさに「藪の中」

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 魂あるいは人間の精神
コメント: 『羅生門』 DVD、1950年8月26日に公開された日本の映画。

60年前の作品がこれほど普遍性をもって心あるいは精神に訴えるものなのかと感動した。いつの世も利己的な者がいる、そしてそれが当たり前の世界なのかもしれない。他者との関係性の中でのみ生きられる人間の姿がその他者との係わりの中で描かれている。
特に印象深い場面は、森の中での武士の姿と林冠を通して差し込む光と影。あたかもそれが人の心を映し出しているのではないかと感じた。
全ての役者が完璧な演技を黒沢監督の指揮で演じているのだろう、いや黒沢監督によってそれぞれの人間の業を乗り移らされているのかもしれない。

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